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2006年9月 8日 (金)

スカイバレーヒルクライム2

午前8時、スタートの合図とともに、僕の初めてのヒルクライムレースが始まった。
試走、一回 練習ほとんどなし。さあどんなことになるやら。
僕はMTBクラスなので、最後尾付近からのスタート、出走台数は220台くらいとの事。
遥か彼方に先頭集団が見える。先を争って一台でも前に出たいが、これからはず〜と登り。
ヒルクライムだから当たり前、、、とりあえず体力を温存しなければ、とマイペースで走る。
ゆるやかな勾配の長い直線道路を登る。徐々に勾配がきつくなる。女性の乗るロードバイクが僕の
脇を抜いて行く。う〜ん最初から追いかける体力が無い。 とにかく自分とだけの戦い。
まあ、そのうち休んでいる選手が出て来るはず。 と思っていたのだが、なかなか現れない。
あれー、おかしいな〜 と思いつつ。息が上がって来る。
ヘアピンコーナーの連続が始まり、勾配はきつくなって、汗がどばどば、、、息ははあはあ。
しかし、だれも休む気配なし。試走では、足が続かずたびたび 押し歩きをしていた僕は、まあそんな
人がかならずいる。と信じていたが、みんなのやる気モードの気迫に焦ってきた。
足がかなりきつくなってきたので、フロントギアを一番インナーに落とす。(MTBなのでフロントギアは
トリプルである。 ) カラカラと音をたてて、ギアが切り替わり、足が軽くなる。  はずだった。  が軽くならない。ギアは相変わらず、カラカラと音をたてている。あっれ〜  ? こぐリズムが狂い、足がさらにきつくなる。  ?????なぜ、なぜ、ギアが変わらない??  下を見てみると、、あっちゃ〜っ  水分対策のために増設したボトルゲージがギアのガイドに干渉してしまっているではないか!!!  あ〜完全にチェックミス。
いまさら悔やんでも遅いが悔やむ、、、  なんてこった〜。   仕方がないから、そのまま走る 登る。
息がきれる、足が痛む。重い。しばらく走ったが、かなりきつくなってきた。 スタート地点から約4㌔、
標高は1000m、 限界だ〜、いったん自転車を止める。ギアを見てみる。なんとかインナーに入れよう。
手でチェーンを掴み、強引にインナーに落とす。 後方から荒い息づかいが迫って来る。 一人、選手がゆっくりとしたスピードで僕を抜いて行く。 さて僕も再びサドルにまたがる。右足でペダルを踏み込む。
ズーンとした鈍い痛み、  いたたた〜っ 足がつったあ〜!!  なんとか落車せずに自転車を降りる事は
出来たが、情けない、、、自転車を押しながら、自分で足をマッサージする。
後ろから一人の選手がMTBで抜いて行きがてら、『ガンバ』 と声をかけてくれた。 喋ると呼吸のリズムがくずれて、辛くなるのに、声をかけてくれた。ありがとう。  その一言に励まされた。
20mほどだったが、歩いてしまった。再びペダルをこぐ。 さっき、一声をくれた彼に追いつく。
横に並び、『もう少しですね、がんばりましょう』と 声をかけた、よく聞き取れなかったが、彼も笑顔で
応えてくれた。 20m歩いた時、正直情けなかった。抜いて行った選手の息づかいが僕には屈辱の息づかいだった。なぜか、今までの人生のいろいろな事が思い浮かんだ。 死ぬ寸前だったのかな??
 気を取り直して、再度ペダルをこぐ。ただひたすらに、、、ゴールをめざして。

スタートから、58分09秒 標高1400㍍ 福島 山形 県境のゴールに到着。決して自慢出来たタイムではないが、練習走行の時より30分以上タイムが縮まった。 うむうむ いいんじゃないか〜。
一人ほくそえんで、僕の初レースは終了した。後からリザルトを見たら、トップの選手の倍以上かかってる。 うむむ 、い、 いいんじゃないか。
暑く、孤独な闘いではあったが、僕の心の中には既に、秋風が吹き始めているような気がした。
少し寂しいような、それでいて、この夏を終えた充実感も同居している。また走りたい。それはきっと、そんな思いなのかもしれない。

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