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2008年1月29日 (火)

過去のアルバムより、、、春待ちの 安達太良山を 巡る旅 麗しき峰 冬空晴れて。前編

今日は一週間ぶりの休日であるが、いまひとつ気分がのらず、お出かけは無しである。 自宅でのんびりDVD鑑賞。う〜ん不完全燃焼な休日である。午前中は少し霞みがちだった安達太良山も今、部屋の窓から見てみたら、完全なるクリアインサイト。しかし、これから(午後4時)出かける事も出来ず。 というわけで過去のアルバムから、安達太良山について。

過去のアルバムより、、、

2007年2月6日、振替で休みだった。ふとした思いつきから、安達太良山をぐるりと一周する小旅行に出る事にした。郡山市から見る安達太良山は左に和尚山、右に安達太良本峰、と双耳峰に見えるが、本宮市、大玉村、二本松市と移動すると、その見え方は当然ながら変わってくる。僕個人的には、見慣れた郡山の眺めもいいのだが、本宮以北から見る連峰の姿が大好きである。いろんな角度で安達太良山を見てみたい!ということで、車であちこち移動しながら、パチりの旅に出発したのである。  まずは郡山市からの眺めである。

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郡山から眺めた安達太良山全景。左側の峰が和尚山。右が安達太良山、和尚山の左奥に吾妻の一部が見え、安達太良のちょっと下には薬師岳の姿も見て取れる。 (ソースの関係で写真は今年の撮影)

ドライブコースはまず、本宮町を目指す。安達太良山の麓、本宮町に大名倉山がある。山頂付近にNTTの電波中継塔があるのですぐわかる。郡山の夜景が見える隠れスポットでもある。(知っている人も多いかな)ここからは安達太良山はもとより、東の山々もまるっと見える素晴らしきポイントである。

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安達太良側から見た大名倉山のシルエット。。電波塔があるのが名倉山、右側の一番高いのが大名倉山である。名倉山へは電波塔の保守の関係で自動車で上って行ける、大名倉山へは徒歩で15分ほどで登れる。

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そしてその大名倉山頂上から見た安達太良山である。素晴らしきかな、、、本当にいい眺め。

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大名倉山より名倉山を経て本宮市、遠くは阿武隈山系をのぞむ。

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北側をズームしてみると、好天のため、宮城蔵王山系がよく見えた。後でまた紹介するが、手前の山の上にある建物は、あの”社会保険庁”が年金で建てた旧グリーンピアである。

さて、場所を移動しよう。大名倉山を降り、林道で蛇の鼻遊楽園のそばにぬける。そしてそこから大玉村方面へ向かう。大玉村は安達太良山の東にある小さな村である。 http://ja.wikipedia.org/wiki/大玉村 大玉村からも安達太良山の写真を撮ってみた。

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郡山や大名倉山から見た安達太良山とは趣が変わってくる。和尚山と安達太良山の位置関係がお分かりになれるだろうか?南北にのびる安達太良連峰がその優美な姿をあらわす。

大玉村から岳温泉に向かう。岳温泉は安達太良山が火山だと実感できる温泉、安達太良の地下に蠢くマグマを熱源としている。僕も小さな頃は毎年かならず祖母に連れられて泊まりにくるのが恒例だった。遠く奈良から従兄弟たちも集まり、とても楽しかった子供の頃のいい思い出である。 http://ja.wikipedia.org/wiki/岳温泉

岳温泉のそばには安達太良カントリークラブというゴルフ場がある。ゴルフ狂だった私の父親も以前たしか会員だった。眺めがいいと聞いていたので、ちょっとお邪魔してみる事にした。駐車場に車を停めて安達太良を仰ぎ見ると、、、言葉にならない絶景である。こんなにも美しい山だったのかと改めて感激。

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大玉村よりもだいぶ標高が高くなって来ているので、またしても山容が違って見える。たおやかにそして雄大で偉大な姿の安達太良連峰。

あまりにも絶景なのでしばしの間、見惚れていた。天気もいいので最高の時間を過ごす、しかし、先を急がねばならない。まだまだ道のりは長いのだから、、、

次に向かったのは、あだたら高原スキー場である。岳温泉を抜け、安達太良山に登る感じで道は続く。標高がどんどん高くなる。このあだたら高原スキー場は安達太良山の一番メジャーな登山道入り口にもなっており、最近は夏場でもゴンドラが薬師岳まで運行している事もあり、気軽に安達太良登山が楽しめるようになった。

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暖冬といえども雪はしっかりと積もっていたスキー場。関東から中学生がスキー合宿で訪れていた。いい思い出をつくって行ってほしい。

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ゴンドラの山頂駅、薬師岳山頂までゴンドラで一気に登って行ける。

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あだたら高原スキー場と安達太良山。

お次のポイントは、先ほど、大名倉山から見た、旧グリンピア。今は老人介護施設として民間に払い下げられているようだが、その遺構を見ながら、その往時を偲び、安達太良を眺めてみた。

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メインの建物は温泉保養付きの老人介護施設となったが、屋外の施設は残骸となっている。バブルの頃の遺物であり、私たちの年金を湯水のごとく使っているだけあって豪華な施設であった事が伺い知れる。場内をミニ列車が走り、スカイサイクリングもあり、なんて贅沢な無駄、、、でも僕的には嫌いじゃない。今からでも動かせないものだろうか??

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スカイサイクリングである。実際のここでの名前はスカイモノレールかなんかだったらしいが、、、  空中につくられたレールの上を自転車のような乗り物で移動する。安達太良を眺めながら踏み込むペダルは、さぞかし気分が良かっただろうなあ・・・

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ミニ列車の客車はそのまま放置されていた。かなり立派なものである。もったいない、、、

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本物と変わらない踏切。

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ぼくはこういうのに弱い。涙が出そうになってしまうのだ。なんだかこのシーソーが哀れでならないのである。往時は子供達が楽しい歓声をあげていたのだろうな、、、今は訪れる人も無く、ひっそりと、ただ、ひっそりと己が朽ちるのを待っている・・・

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かなしい気持ちになるのだなあ、、、なんだかわびしい。しかし、安達太良連峰はそこに圧倒的に素晴らしく、飽くまで凛と、たおやかに、美しく、麗しく、そこにあるのである。

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安達太良連峰の全景。

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安達太良山、薬師岳、矢筈森、馬の背、鉄山、篭山などが臨まれる。

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安達太良山頂(乳首山と言われるゆえんがよくわかる) 手前にゴンドラ駅が見える(薬師岳)

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郡山遠景。かなりきついが、ビッグアイの姿が霞んで見える。

安達太良、僕の周りにもどの峰が安達太良山なのか、よくわかっていない人が多い。僕らの街、郡山の北の端が安達太良山頂だという事を知っている人も少ない。残念な事である。でも安達太良は安達太良、、、活火山であり、標高1700㍍。奥羽山脈の南端の百名山。智恵子が愛し、光太郎が恋した山。その山の上にはほんとうの空が広がっているという。そんな姿が僕は大好きである・・・

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                 =後編へ続く=

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

柳沼様へ
コメント、ありがとうございます。
メールもお送りいたしましたが、身に余る光栄です。
僕の写真なんかでよろしければどうぞ、ご自由にお使いください。
福島を元気づけてくれる映画のイベント、どうぞ、どうぞ 頑張ってください。よろしくお願いいたします。そしてありがとうございます。

投稿: マットシ | 2012年5月17日 (木) 07時04分

初めまして、新潟大学の柳沼宏寿と申します。すばらしい写真を拝見させていただきありがとうございます。突然のメールにて大変失礼とは存じますが写真の使用についてお願いがあります。6月30日(土)に本宮市中央公民館で開催される「フォーラム本宮方式映画教室動」ののフライヤーにマットシさんの「2008年1月29日 (火)大名倉山頂上から見た安達太良山」を使わせていただきたいのです。もし、ご許可いただけるなら完成したフライヤーを送ります。(また、可能ならで結構ですが、もう少し解像度の高いデータをいただくことができましたら助かります。フライヤーはA4サイズです。)フォーラムでは『こころの山脈』という昭和30年代に制作された映画も上映するのですが、そこには安達太良山が重要な役割を果たしています。不躾なお願いで恐縮ですが何卒よろしくご検討お願いします。

投稿: 柳沼宏寿 | 2012年5月15日 (火) 23時39分

ご返事ありがとうございます。
感謝感激、です。

投稿: 長岡昭夫 | 2011年9月 5日 (月) 17時04分

長岡様へ
遅くなり申し訳ございませんでした。わざわざのお問い合わせ、ありがとうございます。画像はどうぞご自由にお使いくださって結構です。
よろしくお願いいたします。

投稿: マットシ | 2011年9月 5日 (月) 14時37分

掲載されている写真はダウンロードして使用可能でしょうか。

投稿: 長岡昭夫 | 2011年8月31日 (水) 16時21分

kojiさんへ
おはようございます。ありがとうございます。そうなんですよね、それぞれの思い、、、でもみんな福島人なんですよね。ふるさとっていいですよね。全国にも各地にそれぞれのシンボルマウンテンがありますが、わが福島の安達太良山も自慢の山です。でもほかの地方の山も観てみたいです。飯豊山、鳥海山とか岩木山、蔵王山、八甲田山、早池峰山、東北だけでもいい山がそろってますもんね〜。うちの息子が出た双葉第二幼稚園の園歌にも「あだたらやまさん、こんにちは〜♫」というフレーズがあり、それをもとに安達太良山の存在を教えてあげました。今年は息子と一緒に山頂へ行くつもりです。
 大名倉山は何度も行きましたよ〜。いいところですよねって、なんにもないですけど、、、笑 でも景色は最高の場所です。
後編、なるべく早くアップしま〜す。皆さんにもお伝えしましたが、写真のサイズが、、、なのでもし、気に入っていただける写真がありましたら、写真をクリックしてください。

投稿: マットシ | 2008年1月30日 (水) 07時34分

いいですねえ“mattoshiさん”。安達太良は見る角度で本当にその姿を変えるのですね。そして郡山市・大玉村・二本松市がそれぞれ安達太良山頂までのびていますから、それぞれの場所に住む人たちの安達太良に対する思いも格別のものがあるのだと思います。わたしは毎日の通勤電車の中から安達太良連峰や吾妻連峰を眺めることができるのですが、天気が良くて見通しが利くときなどは嬉しくてしょうがありません。
でも大名倉の山頂まで行っておられたとはいささか驚きです。さすがはアウトドア派の“mattoshiさん”です。安達太良のベストビューポイント紹介、後編を楽しみにしています。いいなあ!

投稿: koji | 2008年1月29日 (火) 21時10分

ピナ男さんへ
こんばんは、ありがとうございます。写真については、HIDEさんにご説明した通りなのです、、、とほほ
お国の問題!! まったくおっしゃる通りですよね、これで社保庁もですが、なぜ逮捕者が出ないのか不思議ですよね。ほんとうにこの国は役人と政治家と一部の方々のための国になっているような気がします。ちなみに僕の実家は駐車場を営んでいます、、、国民はもっと怒るべきだすよ!場合によっては、一斉ストライキを全国民が行うくらい・・・
カヌー、いいですよね。僕も最近、林家彦いちの喋り倒し、というDVDを観ました。野田さんと夢枕さんと彦いちさん、三人でユーコンを下る模様を、彦いちさんが面白可笑しく解説するというものなのですが、いいですね!川下り。手っ取り早く、阿武隈川を下るのも楽しいかもしれません。以前から心の奥の引き出しに計画表が眠っています。今年は水辺でカヌー、裏磐梯を自転車で、、、そんなキャンプをしたいですね!

投稿: マットシ | 2008年1月29日 (火) 19時41分

HIDEさんへ
おひさしぶりです!お越しいただき有り難うございます。写真なのですが、実は今回の写真はなぜか、サイズが大き過ぎて、強制的に縮めていますので、僕的には大変残念ながら、今ひとつなのです、、、構図が微妙にくずれてしまって、、、
まだまだですが、これからもがんばってみますので
、よろしくお願いいたします。

投稿: マットシ | 2008年1月29日 (火) 19時14分

マットシさん こんにちは あいかわらず素晴らしい写真さすがですねえ。グリーンピア ほんと腹がたちます。お役人に客商売やらせて成功するわけがありません。失敗しても自分のふところはぜ~んぜん痛くないんですから。今話題の道路特定財源の暫定税率  使途は道路だけかと思ったら民業圧迫の駐車場を全国的に管理する会社をつくり自分たちの天下り先にしていたとか。呆れてしまいますよ まったく。ところでカヌー雑誌を久しぶりに読んだらまた興味が復活してきました。一人乗りのやつでスイスイあめんぼうになりたい気分です。

投稿: ピナ男 | 2008年1月29日 (火) 18時52分

写真家ですね~!
いつも、きれいな、すばらしい写真ありがとうございます。

ENDLESS HIDE
http://blog.livedoor.jp/team_endless/

投稿: HIDE | 2008年1月29日 (火) 17時14分

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