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2008年2月13日 (水)

春遠く この冬一の 寒気団 裏磐梯は 猛吹雪なり。

先日、もう春の足音が、、、なんて書いたのだが、またまた冬将軍がやってきた。それもこの冬最強だそうである。なかなかしぶとい冬だなあって、、、気が早かった僕は冬と勝負しに山へ行く。    三連休のすべてが仕事であった。やっと今日、休みが取れたので、この寒さを山で感じたい!と裏磐梯に行ってみた。郡山の市街地を抜け、喜久田、安子ケ島、磐梯熱海、と進んで行くが、道に雪は無い。今日は母成峠を通って裏磐梯へ向かう事とする。49号線から母成に向かう道に入ると、路面は雪道に変わる。ちょうど磐越自動車道も吹雪の為に通行止めになったらしく、磐梯熱海インターから、車が次から次へと吐き出されてくる。観光バスの数も多く、49号線は混雑気味である。母成を選んで正解であった。

郡山は雪雲がきれて、晴れ間も見えていたが、母成は雪。それもかなりの降りである。さすがはこの冬一番! なかなかやるのである。そういえば今日は九州でも、伊豆でも雪が降っているそうで、ほんとうにかなりの強さの寒気団らしい。

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吹雪の母成峠。路面は圧雪の上に新雪が積もっている。

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雪煙をたてながらの走行。

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除雪車も出動している。途中、何台か見かけた、、、

母成を無事に抜け、一路裏磐梯へとむかう。115号線を猪苗代方面へと下り、名家から脇道へ。 7/11が目印となる名家の分岐点を右折。すると今まで気づかなかった、ある看板に興味をそそられ、一旦通り過ぎたが、Uターン。看板は沼尻軽便鉄道の廃線跡を記した看板であった。その昔、猪苗代から沼尻温泉まで小さな機関車が引く鉄道が走っていた。今、残っていたら、貴重な観光鉄道になっていたかもしれなかったのに、、、。 もったいないなあ〜 

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詳しくはこちら、、、 http://www.inawashiro.or.jp/institution/keibin.php

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名家の道ばたにあった看板。気がつかなかったなあ、、、

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看板をアップ!よければ読んでみてほしい。写真をみると名家の停留場が写っている。ノスタルジーである。

名家には、東京電力の水力発電所、秋元発電所がある。秋元湖から取水した水で発電するのである。実はここも昔は東北一の発電量を誇っていた歴史ある発電所である。

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国道459号線に出て、一路裏磐梯へ。雪の勢いは激しさを増し、視界もかなり悪い状態である。その上、風も強くなって、地吹雪となった。前を走る車のテールライトもほとんど見えない状態。 我が家のファンカにはリアフォグランプを装着しているので当然ながら点灯させる。こういう状況下では絶対にあったほうがいい!

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慎重にドライブしながら、檜原湖をめざす。雪はますます強くなり、そしてスノードライブが大好きな僕はわくわく感が増すのである。路面にも乾いた雪が10センチ以上積もっている。タイヤにも抵抗がかかっているのがステアリング、アクセルを通じて伝わってくる。道の両脇には除雪された雪が幅を取り、道幅が全体的に狭まって来ている。なんのこれしき! FFのファンカにむち打ち、先を急ぐ。

 裏磐梯国民休暇村を通過。ここはいつも自転車であそぶ時のスタート地点にしている場所である。道幅は狭まる一方で、尚且つ、除雪されてから時間が経っているらしく、かなりの深雪になって来ている。ファンカもあえぎながら走っている。そして、ついに視界がほぼゼロとなった。残念だがこれ以上進むと、道路上でスタックし、そして後続車に追突される可能性もあり、きわめて危険なため、進行を断念。引き返す事にした。さすがはこの冬一番と、感心しながらも今度は秋元湖を目指す。

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国民休暇村前にて。

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バス停も雪に埋まりそう、、、

 さてさて秋元湖へ、、、

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視界が悪い、、、赤白のポールがありがたいのである。

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吹雪の剣が峰付近。人も車もまばら。

秋元の集落に着いたが、雪が深く秋元湖へ行く事は断念。エスティマだったら、行けるのだがファンカは深雪に滅法弱いので。(すぐに亀の子状態になり、スタックしてしまう。) 

吹雪の中、湖の展望台に登ってみた。

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白とグレーのシュールな世界が広がる真冬の湖。神秘的である。

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自然が創りだす模様はいつも美しい。

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秋元幻冬雪。

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地吹雪が駆けぬけて行く。

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カラマツ林も凍てついてモノトーンの世界。

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吹雪のなかの紅三点。

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秋元の春はまだまだ遠い・・・

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一瞬のきらめき。

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まだまだ、冬が続くのだろうか、、、きっとまだまだ続くのであろう。山での自転車も湖でのカヌーもまだまだお預けである。どんなに頑張っても自然の摂理にはかなわない。まあ、焦らなくても、あと5ヶ月もしたら、暑い暑いとウチワをパタパタさせ、エアコン効かんな〜、、、などと言って夏にうだっているのである。冬を楽しんで、よ〜く味わっておこう。雪を踏む ”ムギュ”っという音は今しか聞けないし、寒さで耳が痛くなるのは今しか味わえないのだし。風の音しか聞こえない秋元湖は静かでいいし。モノトーンな世界も今しか、、、

おっと、時間が止まっていた。急いで帰らないと行けない。山に来るとついつい時間の経つのを忘れてしまう。さあっ!急いで帰ろう。祐太郎との約束の時間、、、あ〜間に合わないそうも無いなあ〜。まあ、焦らず急げ。

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急げ急げ!滑んなよ〜、気合いだ!スタッドレス。

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時速○○㌔でかっとんで! 無事、郡山到着。久々に愉しいスノードライブであった。夏道より僕はスリリングな冬道の方が好きである。いけない性格だ。

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今日は厳冬の裏磐梯を訪れて、その厳しさを肌で感じた。あたたかい季節、厳しすぎる季節、二つの異なる顔を持つ自然ってツンデレな性格。そしてぼくは女性も自然もツンデレが好きなのだ、、、

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コメント

てるてるぼうずさんへ
おはようございます。そうなんですかあ〜!乗った事があるんですかあ!! すごい。いにしえの語り人
ですね。いいなー。片道30円くらいですか?時代を感じさせますね〜。

ストラップの件、ありがとうございます。近いうちにお邪魔します。その時にでも軽便鉄道の事、教えてくださいませ。よろしくお願いいたしま〜す。

投稿: マットシ | 2008年2月17日 (日) 07時25分

いやはや、頑張りやさんだこと。
ガッツファーゴ。
懐かしい写真がありますね。
安達太良の帰りよくこの軽便に乗ったものです。
少し遅れても、走って追いかけると、追いつくので飛び乗ったり。
確か片道30円位だったかなあ。

例のストラップ出来ました。
いつでもどうぞ

投稿: てるてるぼうず | 2008年2月16日 (土) 15時03分

軌道跡、だよね。今、裏磐梯にそんな軽便鉄道出来たら、、、ほんとうにいい観光資源なんだけどなあ。

冬山の単独行は、、、秋元湖くらいにしておくよ、、、

投稿: マットシ | 2008年2月15日 (金) 07時44分

訂正です。

軌道もちろん撤去されてますよ!!
あった場所が歩道の位の道みたいになっています。

もち…
一人での冬山入山はNGですよ!!

投稿: ぐーdog | 2008年2月15日 (金) 06時39分

ぐーDogくんへ
ひさしぶりでーす、沼尻軽便鉄道、えー?軌道まだ残ってんの? だとしたら、復活させて、軌道を延長させて、土湯峠まで、、、?採算取れなそうだね。

イエローフォール、聞いた事あるよ。スノーシューね、履いて行きたいね! 今年も買えなそうです、、、哀
来年こそは! でも一緒にやる人がいないから、難しいな〜、冬晴れのスカイバレーとか、登りたいんだけどね、単独行は危険だから(先日の吾妻の遭難もあるから)、、、う〜む 思案のしどころだね。

投稿: マットシ | 2008年2月14日 (木) 21時42分

kojiさんへ
こんばんは、いやあ〜寒かったというか、冷たかったです〜。雪がはげしく、ろくな写真が撮れませんでした。
 秋元発電所、そうなんですよ山のなかにトンネルが通っておりまして、あそこまで水を運んで来ています。昭和16年に完成したそうです。まもなく70周年になり、なかなか歴史があるのですね。
裏磐梯の四季をがんばってお伝えしたいのですが、なかなかうまく表現できず、、、もっと上手になるよう頑張りたいと思います。
しかし、今晩も冷えますね〜。つくし、たんぽぽ、ふきのとう、すみれ、早く出てこい春の精! ですね。

投稿: マットシ | 2008年2月14日 (木) 21時25分

最近、覗いてはカキコミせずでした。

沼尻鉄道は…
同乗する車の中で良く話をしますが皆さん?って感じが多いです。秋元湖と同じ○○電力の持ち物ですよね?まだ軌道跡が残ってますからトロッコバス走らせて地吹雪体験してもらいますか(爆)
時代に淘汰されしまった鉄道って処ですね(涙)

話変わって…
磐梯山の“イエローフォール”ってモノを知ってますか?(名前当たってるかな?)

磐梯国際スキー場から上がった処にあるらしいのですが…(スノーシューを使ったりして行かないと無理みたい)

投稿: ぐーDog | 2008年2月14日 (木) 09時13分

さすがに別世界ですね。これはもう“mattoshiさん”の取材でしかお目にかかれない世界です。この日は残念ながら大分荒れていたのですね。“みようけ”通っているはずなのに気が付きませんでした。だいたいあそこの発電所が秋元湖からほど遠いのに、どうして『秋元発電所』というのかが不思議でした。そして秋元湖からトンネルで延々と水を引いてきていると知り、ようやく納得したという具合でした。
それにしても“mattoshiさん”の雪の裏磐梯の取材にはいつも感心させられます。その写真も、その楽しそうな雪道の走りっぷりも。厳しい寒さに鳥も敬遠しているのか、雪中の赤い木の実が余計に冬の厳しさを伝えているように思えました。

投稿: koji | 2008年2月14日 (木) 07時57分

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