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2008年3月 1日 (土)

同じ日に、最初の客で、いい気分、最後の客で、さよなら○I、、

今朝、僕と息子、祐太郎はいつもよりちょっぴり早起きをした。実は近所に新しく24hours7/11が開店するので、一番乗りしよう!と画策していたからだ。今までそんな事をした事は無く、別に一番乗りマニアな訳でもないのであるが、、、なんというか、まあちょっとした悪戯心。

朝7時の開店のため、6時50分にお店に到着。まだ自動ドアが閉まっていて、その前にはテープカット用のテープが張ってあり、スーツ姿の紳士達と、7/11の制服姿のスタッフが数人、ちょっと緊張気味に並んでいる・・・ そんな姿を想像していったのだが、実際には自動ドアは開いており、商品を品だししたり、普通にレジ内にスタッフが数人。あれれ?? 意外に普通な雰囲気だ。車を降り、中を覗く、店内からは「いらっしゃいませ〜どうぞ〜」の声。まだ7時にはなっていないが、いいのかな?近所から湧いて来たのか、数人のお年寄りも一斉に店内に、、、 「いらっしゃいませー!」の声が普通より1トーン明るく、0、5ホーン大きい。「本日オープンで〜す、よろしくおねがいしまーす!!」マネージャーらしき男性スタッフが声を上げる。

 店内は明るく、まるで新品のように、、、って新品だ! の床は顔が映らんばかりに輝いており、なんだかとっても気分がいい。おまけに店内の至る所に、30円引き、やら50円引きの垂れ幕があり、明らかに安い!! お弁当おにぎり類はなんと、全品50円引き、通常105円のツナマヨは55円になるという事である。なんたる安さ!パンも30円引き! 思わず欲を出し、奥のお弁当にもいいか!といろいろと買い込んでしまった。レジに商品を持って行く。もう一人の客がレジで精算をしている。時間は7時ちょうど、自動ドア前にはスタッフが数人並び記念写真を撮り始めた。息子に財布を預け僕も急いで取材を敢行! ブログに書きたい事情を説明し写真を撮らせてもらう。ちょっと気恥ずかしいのだが、いいのだ。こうしないと撮りたい写真は撮れない。レジこそ一番にはなれなかったが、最初の客としての雰囲気を味わいつつ、お得な買い物をして、お店を後にした。本当にうちから車で2分、徒歩7分、自転車3分(計ってはいないが、まあだいたい、、) の距離にある便利な7/11。ほぼ同じ距離にある古参 ファミマの今後がちょっと気になりつつも今後の便利さにいい気分!

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ピカピカの床に注目である!

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一番レジは逃したが、子供部門では間違いなく一番乗り!

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次から次へとお客が集まって来た。幸先のいいスタート、開店おめでとうございます!である。

 ワッセワッセと仕事し、夕方駅前に向かう。今日は2月29日、4年に一度のうるう日、そしてなにより、わが郡山にとっては、歴史的な1日だ。32年間の永きにわたり、郡山の駅前、いや福島県の商都の顔として親しまれて来た丸井郡山店が本日18時30分をもって閉店。郡山から撤退いや消滅するのだ、、、思い返せば、僕はここ十数年、足を運んでいなかったし、そんな客が何を今さらなのであるが、僕がまだ小学3年生の頃にオープンし、最初は屋上にラジコン広場があり、最上階には森永レストランがあり、向かい側にあったSEIYU(後に西武SEIBUに変更された。)と並び、いわゆる都市型百貨店として華々しく駅前に君臨した。僕も女の子へのプレゼント、自分の服、ベッドも購入したなあ〜、ほんと、色々とお世話になったものである。最近はとんと流行ファッションへの興味が薄れ、また”人ごみ嫌い自然大好き症候群”が発症してからは、もうとんと近づかなかった、、、

 このところ地方都市は郊外型大型小売店に圧倒されて、市街地のドーナツ化が激しく、西武も撤退し、ザ.モール郡山店となってしまい、跡ビルはアティ郡山店としてファッションビルになり、ついに丸井郡山店も郡山から撤退。僕は昨年、この衝撃的なニュースが流れてからずっと、なんとなく後ろめたさを感じていた、それは自分のような世代の客離れが世の中を変えてしまっているのか、、、という(まあ、一種おごりかもしれないが、でも我々世代の離反が大きいのは事実でもあるらしい、、、)重い、想いである。慣れない女の子へのプレゼントを選ぶ時に親身になって相談に乗ってくれた店員さん、ありがとう!僕にとっては青春の1ページを応援してくれたお店でもあったから今日は残念でならないし、せめて離反客としてのおわびをこめて、そして感謝をこめて最後の瞬間をともにしたかった。

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最後の買い物で賑わう店内。最後の買い物客にはバラの花が手渡された。

 

 店内は最後の買い物をしようという買い物客でごったがえす。僕的にはこういう環境がもっとも苦手であるので、額に汗をかきながら売り場を最上階まで見て回る。何を買おうか事前に決めておけば良かったのだが、色々まよう、いや、さまようといった感じである。GAPをみて、紳士服フロアでネクタイやYシャツをみて、最後はスポーツカジュアルの売り場へなだれ込んだ。あ〜ここだあ、ここは気分が落ち着くなあ、、、とフラフラとデイパックの売り場へ。かねてから自転車に乗る際の新しいデイパックがほしかったので、もしかしたら今日運命的に出会えるかも、、、と思い、商品群をなめ回すかのように眺めたが、残念ながら僕の欲しい、ドイターはブランド的に置いてなかった、、、  何を買おうか、まったく白紙だったので、もう店内を右往左往である。時間はもう6時15分を回った。店内放送は最後営業時間を知らせるコメントを繰り返し流し、今までの歴史に感謝の意を伝えるコメントがそれに加わる。周囲のスタッフの方々も混雑するレジのスタッフの方々も笑顔で応対している。そんな姿を見ていたらなんだかさっきからずーっと熱いものがこみ上げて来てしまっている。いかんいかん!はやく買い物をしないと。BGMは山口百恵の「さよならの向こう側」が流れ始めた。ああ、もうなぜか泣きそうになる。  結局、買い物は、Colombiaの帽子とFieldのウィンターソックス、祐太郎にNewBaranceのランニングシューズを買った。レジの男性スタッフの方に「何か記念になるものをいただけませんか?」とわがままをいってみると、すばらしい贈り物をくれた。本当はまずいのだと思うのでここでなにをいただいたかは、秘密にしよう。ありがとう!! さて、時刻はもう6時25分を過ぎた。店内にはついに「蛍の光」が流れ始めた。それでも周囲は名残惜しそうに買い物に興じる人々であふれている。エスカレーターで一階に降りる。途中のフロアではバラをいただいた。ありがとう!一階に下りて、最後に、本当に最後にハンカチを 奥 に買った。本当はバッグなどを贈りたいところであるが、残念ながら予算もないし、また好みもわからないので、無難にハンカチにした。

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駅側入り口には TVカメラも全局集まっていた。そして、、、そして、、、

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岡田 光生店長をはじめ、多くのスタッフがお見送りをしてくれている。表の通りにはすごい人だかりである!みんな、名残を惜しんでいるのだなあ、、、 僕も撮影場所をなんとか確保し、最後の瞬間を見守る事に、、、

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買い物客が全員外へ出ると、スタッフが集まり、岡田店長が最後のあいさつ。ジーンと胸を打たれ、またしても熱いものがこみ上げる。店長さんがあいさつを終え、深々とあたまを下げると僕はつい、「ありがと〜お!」と叫んでしまった・・・ 叫んだのは僕だけだったので、ちょっと、というか、かなり目立ってしまった、、、、、オヤジ、、、やだね。

最後にシャッターが静かに、静かに、ゆっくりと閉まり、丸井郡山店は32年間の歴史にその幕を下ろした。 (シャッターが下りる様子は動画で撮影した・・・僕の宝もの動画に追加である。)

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もうこの灯が灯る事はない。

32年間有り難うございました。スタッフの方々、これからもがんばってください。本当に、本当にお疲れさまでした。

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大勢の人々に見送られながら、歴史はかわってゆく。

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最後に見上げた看板、すでに照明は落とされていて、僕の目には涙でかすんでみえた、、、最近、ほんと涙もろい、、、年なのであろうか。

今日は、開店と閉店の両方をみた。一生のうちにこんな日はそうはないであろう。でも丸井がやはり残念、、、なんだかその哀しい思いでいっぱいである。しばらく空きビルになってしまうようだが、1日も早くまた、灯が灯る事をいのります。そしたら今度は、たまには買い物に来ますから、、、、、

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コメント

ピナ男さんへ
春でありますね〜。確実に春めいて来ていますね!こちら郡山も光の春をむかえ、あとは風の春を待つばかり、、、丸井の閉店で心には北風が吹いていますが、、、
 今日は全国的に黄砂注意報がだされましたね。カヌー、お探しなのですね、、、ひとり乗りですか?
湖上での〜んびり、いいですよね。ピナ男さんに影響をうけて、僕も秋元湖で撮ったビデオでも見てみようかな。と思いました。水の音、空気の音、水鳥の鳴き声しか聞こえない世界。もうすぐです!

投稿: マットシ | 2008年3月 3日 (月) 18時02分

TV,新聞でもやってましたね。生まれも育ちも郡山のマットシさんにとって寂しさはひとしおでしょうね。ところでここ福島では季節は春にシフトチェンジ中。裏磐梯の湖沼群を探査するのにちっさいカヤックを物色中です。長さ3m以内 重量20kg未満 もちろんお金がないのでウインドショッピングならぬネット仮想ショッピングを楽しんでいます。

投稿: ピナ男 | 2008年3月 3日 (月) 10時28分

kojiさんへ
ありがとうございます、、、方丈記の一節をご持参いただけるとは、僕のつたないブログがなんだか、レベルアップした感じがいたします。さすがkoji さんです。

さて、丸井については、なんだかここ最近行っていないのに、大それた事だと、、、思いながら現場へ赴き、ブログにさせていただきました。でもなんだか無性に行きたくなりまして、行かなかったらすごく後悔するような気がして、スケジュール的にも正直キツキツだったのですが、なんとか成し遂げる事が出来ました。
 なくなってはじめてわかる事、失ってはじめて気ずく事。僕の中には丸井は駅前に行った時の灯台みたいなものだったのかもしれません。どんどん姿を変えて行く駅前に、自分の青春時代から存在していた丸井という存在はたとえ、中身が変わっても丸井であったから、足を運ぶ事はなかったですけど、そこにある事で一種の安心感をもらっていました。今日も丸井の前を車で通りましたが、シャッターが下りていて、運送会社のトラックが数台並び、忙しそうに搬出する姿が見えました。シャッターには”閉店のお知らせ”の大きな告知が貼ってあり、また寂しさがちょっと募りました。でもこれから、、、です!これからに向かって行かねばなりませんね。とは言っても僕には何にも出来ませんが、、、まあ、出来る事があったら、少しでもお手伝いできれば、、、そんな想いです。

投稿: マットシ | 2008年3月 1日 (土) 21時05分

「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。淀みに
浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし。」 とは方丈記の一節ですが、まさしくこの世は常に変化し、開店するお店、閉店するお店もいたしかたないとは思うのですが、“mattoshiさん”の青春とともにあった丸井郡山店が、その幕を下ろすのを見届けようとする気持ちは痛いほど分かります。なんだか甘酸っぱいような、ほろ苦いような、そんな青春の一ページを提供してくれた舞台が、こうして消えていってしまう切なさが“mattoshiさん”の記事の中から痛いほど伝わってきました。

投稿: koji | 2008年3月 1日 (土) 17時44分

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