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2008年7月21日 (月)

沖縄一人旅、、、あれからすでに14年、、、変態中年眼鏡男登場の巻

翌日、晴天なり。海の色は徐々に蒼さを増し、船は快調に南へと向かう。昨日から友達になった、ヒロシ、きりと、将太、昨晩は遅くまで呑んで話して、本当に感性が同じようなみんなと、愉しいく、美味しいお酒を酌み交わし、最高のひと時を過ごす事が出来て、旅の素晴らしさを噛み締めた夜だった。そして、この日の日中、またしても様々な出逢いがあり、またまた友達が増える。デッキで蒼い海、白い積乱雲を眺めていると、いつのまにやら、友達が増えている、、、って言う感覚である。

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 そして、この夜は知り合ったみんなで、酒やオリオンビール、つまみ等々を各自持ち寄って、デッキで酒を酌み交わす事となったのである。メンバーは、ヒロシ、トラ、きりと、将坊、蟻食いちゃん、そして、なんと待合室でたばこを吸っていたいい女2人組、美帆チャン、美佳ちゃん、待合室でブツブツ一人言を言う女、そして、その連れの女性で笑うセールスマンの喪黒フクゾウそっくりの女、まあ、こんなメンツである。話をはじめて、すぐに笑うセールスマン女がなんと!郡山出身だと言う事が判明!! 驚愕の事実であった。同郷の旅人が笑うセールスマンではなく、美帆チャンや、美佳チャンだったら良かったのに、、、すまん、、、偽らざる感想である。

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美帆チャン(左)と美佳チャン(右) 待合室の灰皿の一件の二人。とってもキュートな二人だった。

各自の自己紹介的に、それぞれの境遇、今までの旅の話、今までの人生の中での面白話などで、場は多いに盛り上がった。様々な話が飛び交い、笑いが絶えない。腹がよじれて、涙を流しながら笑った、、、こんなに愉しい夜は、もしかすると、初めてかもしれない、、、そんな最高の夜。かりゆしおきなわは、あいかわらず、グオングオンとエンジン音を響かせながら、南へと進んでいった。

ふと気づくと、いつの間に現れたのか、この暑い中、紺色のジャンバーを着た一人の眼鏡男が音もなく現れていた。そして、グラスを片手に握りしめ、僕らの話の輪の中に、どっかと入り込んで来た。「むむ〜っ なんだ、こいつは、、、」一瞬嫌な予感がしたが、楽しい時間は渦を巻くように進んでいった。爆笑!納得!驚愕の繰り返しと言った感じでみんなの話が尽きない。今振り返っても、この刻は、僕の人生の中で、とても楽しい時間BEST5に入るだろうなあ〜と思う。本当にいい時間だった。

 夜が更けてくると、いつの間にやらメンバーが少しずつ減っていった。みんな、上段のデッキに上がり、満点の星空を眺めたりしている。いつの頃からか、酔っていたのでよく憶えていないのだが、眼鏡男が僕と話をしている、、、眼鏡男は仕事の話を、暗く、熱く、誰もがたじろぐよう話している、、、そして、なぜか僕を気に入ったらしく、「ねえ、君なら分かるよねえ、」と陰気に話しかけてくる、、、酔っていたので最初は気づかなかったが、眼鏡男は自身の仕事の話をしきりに自慢していて、まわりのみんなはあきらかにそれを嫌って、上段デッキなどに避難していたのだ。 眼鏡男は、なおもくだらん話を続けている。こいつのおかげで場は完全に盛り下がり、次第に誰も発言しなくなった。僕は焦った、、、「い、いかん! このままでは女性がみんな帰ってしまう!、、、」 完全にドッチラケモードである。出来るだけ女性に向けて、軽い面白話をするのだが、眼鏡男はそれをいともあっさりと無視し、粘り気のある陰気な話にしてしまう。なんとかこの男を追い出したい!と思い、こちらも負けずに話を変えるのだが、眼鏡男は相当な押し出しで、話を強引に変えてしまう。こうなるともう、「う〜む」と唸るのみになってしまう。 一方で、ここでは名前を伏せるが、このメンバーの中である男性とある女性が不穏な!?動きを見せつつあった。どうやら、カップル化しそうな感じである、、、これにも、「う〜む」と唸るのみの僕である。(実際の旅の日記にはこの辺りの顛末も詳しく書いてあるのだが、インターネットという媒体であることを考慮し、ここではその詳細は書かない事にした、、、) 出来るだけ女性受けするようなノリの軽い話をするのだが、眼鏡男の陰湿な粘り気のある話に、場が変えられてしまう、、、 そうこうしているうちに、カップル化してきている二人がこの場を離れた、、、タバコを買いにいくと言う。「僕も行くよ〜」と言ったのだが、空気を察して、やめた。一等客室にお泊まりの、将ちゃんはかなり眠かったらしくデッキの隅ですやすやと眠りに入っている。この状況からして、先ほどの二人が一等客室になだれ込んでもおかしくないなあ、おいおい、いいのかそんな事!!いいのか〜!!!!と(羨ましく)思っていたが、僕のこの鋭い勘は当たってしまう、、、我ながらいい勘している。

 一等客室に避難路を求めるのも不可能となった我々は漆黒の太平洋上で眼鏡男のあまりにもつまらない、くだらない、感情の起伏が激しくなってしまうお話を聞くしかなかった。眼鏡男の話し方はなんというかこう、人を見下した喋り方なのでその場にいた全員が結構苛立っており、耐えられない人々はすでに避難を完了していた。いやいや、耐えられない人々なのは僕らも一緒なので、要領のいい連中だけは、避難を完了していた、、、と言うべきかもしれない。 僕は、場を盛り上げるためにずーっとピエロを演じていた。例えば、「○△さんは(眼鏡男の事である)お年はいくつなのですか?」と聞く。すると彼は陰気に粘っこくこういうのだ。「う〜ん、人に言える年じゃあないよ、、ふんっ」 最後の”ふん”は笑っているのか、バカにしているのかよく解らないふんなのである。その場がどーっとしらけてしまうので、仕方なく僕が「う〜んじゃあ、一億歳くらいかなーっ? なんちって〜」とあまりにもオバカに、非常識に振る舞う。気を悪くしてもかまわないので、、、すると僕が眼鏡男を小馬鹿にした態度に周りがどっとうける。そんな本当にくだらないやり取りが続く苦痛の時間だった。そのうち、美佳チャン、美帆チャンも不機嫌になってしまい、ついには美佳チャンが「私、帰るわ!!」と憮然と立ち上がった。そして、美帆チャンも一緒に帰ってしまった、、、あ〜あ、、、二人がいなくなった事で、僕の心にも、かりゆしおきなわのデッキにもむなしい潮風が吹いていた。眼鏡男は、そんな潮風をまったく感じさせない粘っこさで、話を続けている。まったく空気が読めない、哀しい男である、、、  

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愉しい楽しい愉快な、天国的な夜、、、しかしこの中に眼鏡男がいるのだ、、、

僕たちにも限界はやってきた、、、 眼鏡男の陰気な話は続いていたが、思い切ってそれを断ち切った! 「じゃ、そろそろお開きってことで〜!」と強引に話を終わらせ、僕と将坊はデッキをあとにそそくさと船内に入る。ロビーにはヒロシときりちゃん、それに先ほど憮然として帰った美帆チャンの姿があった。三人は喫煙コーナーでくつろいでいた。美佳チャンは先に部屋に帰ったらしい。三人としばし談笑、、、きりちゃんは酔いが回ったのか、なぜかハイテンションである。 なんだかいい雰囲気である。眼鏡男がデッキに現れる前の状態のようである。また愉しい時間がやってきた〜!と言う感じである。しかし、にこにこ可愛く笑っていた美帆チャンが急にタバコを灰皿に投げ入れ、スックと立ち上がった。「じゃあ、私、先に休みま〜す。」と僕にニコッと微笑んで気ぜわしく帰ってしまった。「あれ?」と思ったが、2秒後に謎の笑みの理由が解った、、、 映画 ジョーズのテーマ曲がほしい!と思うほどに、陰気にそして不気味に、あの眼鏡男がロビーにやってきたのである、、、、、あーあ。              

    今回はここまで〜。 お話はまだまだ続いちゃうのである、、、

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コメント

ピナ男さんへ
おはようございます。コメントありがとうございます。そ〜なんですよ。困りました〜。多分船上の人、みんなが困ってたですよ。人の性格ってほんと重要ですよね。いわゆるKYにならないようにしなくちゃいけません。まあ、僕もこの時から見ればすっかりオヤジ化し、会社では女子社員を相手に朝から下ネタ連発しちゃってますので、なんともどうしようもなくなっているかもしれません、、、まあ、みんな笑ってくれてますので、いいかあ〜。えっ?無理矢理笑わせているのでは、ってですか?いえいえ、幸いにもパワハラできるほどの権力は持ち合わせていませんので、、、happy01

投稿: マットシ | 2008年7月22日 (火) 07時22分

kojiさんへ
おはようございます。コメントありがとうございます。なんだか、連休なしで働くと、疲労してしまい、昨晩は不覚にも息子と一緒に寝てしまいました、、、
 まったく眼鏡男には参ってしまったのです。なんだか、疲れてしまった事が、今はとても楽しく思い起こされます。それにしても時の進みは速く、こういう事がつい先日のように、思い起こされたり、とっても昔に思えたり、、、
実は映像好きの僕の宝物は、今までの様々な事柄を記録したビデオテープがあります。沖縄の旅ももちろん記録してあるわけで、どんなに時を経ても、これを見ると、もう、、、、、 いいものです、旅って。
kojiさんの自転車旅行も映像化したら面白いんだろうな〜。絶対に売れそう、、、。

投稿: マットシ | 2008年7月22日 (火) 07時15分

めがね男タイサーン(退散)!!のゴマ祈祷でもすれば消えてくれたかも。ほんとに嫌ですねこういう人物。あっちに行っちゃてくれって感じです。

投稿: ピナ男 | 2008年7月21日 (月) 07時03分

愉快な仲間の輪の中に、突如として現れた“めがね男”。強引で空気が読めない、そのうえ御本人はもうすっかり仲間気取り・・・。
場を白けさせてはいけないという“mattoshiさん”の必死の努力がなかなか効を奏してくれないもどかしさ・・・。ドラマ以上の面白さ(ゴメンナサイ、必死になる“mattoshiさん”気持ちは痛いほどわかります)でした。

投稿: koji | 2008年7月21日 (月) 04時29分

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